
サービス内容
ブランドアイデンティティシステムは、企業や組織の価値観、個性、ビジョンを視覚的に表現する包括的なデザインフレームワークです。単なるロゴ制作にとどまらず、ブランドが持つストーリーを一貫性のある視覚言語で伝えるための戦略的アプローチを提供します。
プロジェクトは市場調査と競合分析から始まり、ブランドのポジショニングを明確にします。ステークホルダーへのヒアリングを通じて、ブランドの核となる価値観を深く理解し、それを視覚的要素に翻訳していきます。開発プロセスでは複数のコンセプト方向を探求し、クライアント様との対話を重ねながら洗練させていきます。
提供物
- ロゴデザイン(主要版と複数バリエーション)
- カラーパレットとカラーシステム定義
- タイポグラフィシステムとフォント選定
- グラフィックエレメントとパターンライブラリ
- 包括的なブランドガイドライン文書
期間
- リサーチ・戦略フェーズ: 2週間
- コンセプト開発: 3週間
- デザイン洗練: 3週間
- ガイドライン作成: 2週間
- 合計: 約10週間
期待される成果
ブランド認知度の向上
一貫性のあるビジュアルアイデンティティにより、市場での認知度が高まります。独自性のあるデザインシステムは、競合他社との差別化を実現し、顧客の記憶に残るブランド体験を提供します。名刺から看板、ウェブサイトまで、あらゆる接点で統一された印象を与えることで、ブランドの存在感が強化されます。
社内での活用効率化
明確なガイドラインにより、デザイン制作の判断基準が定まります。マーケティング担当者や外部パートナーが制作物を作る際、迷うことなく適切なビジュアル表現を選択できるようになります。制作時間の短縮とクオリティの維持を同時に実現し、ブランド価値の一貫性を保ちます。
長期的な資産価値
しっかりと構築されたアイデンティティシステムは、企業の成長とともに進化できる柔軟性を持っています。新製品やサービスの追加、市場拡大の際にも、確立された視覚言語を応用することで、ブランドの連続性を維持しながら展開できます。投資効果は長期にわたって持続します。
使用ツールと手法
デザインソフトウェア
Adobe Creative Suite、Figma、Sketch等のプロフェッショナルツールを活用
市場分析ツール
競合調査、トレンド分析、消費者インサイト収集のための専門ツール
ワークショップ手法
ステークホルダーとの協働セッションで深い理解を構築
開発プロセス
私たちのアプローチは、クライアント様との密接なコラボレーションを重視しています。初期段階では、ブランドの歴史、価値観、目標について深く掘り下げます。その後、複数のデザイン方向を提案し、フィードバックを受けながら段階的に洗練させていきます。
各フェーズで明確なマイルストーンを設定し、プロジェクトの進捗を可視化します。定期的なレビューミーティングにより、方向性の確認と調整を行い、最終的なアイデンティティシステムがビジネス目標と完全に整合することを確認します。
品質基準と実施規定
納品ファイル形式
すべてのデザイン要素は、印刷とデジタル両方での使用を想定した複数の形式で提供されます。
- ベクターファイル(AI、EPS、PDF形式)
- 高解像度ラスター画像(PNG、JPEG形式)
- Web最適化ファイル(SVG、WebP形式)
- 印刷用CMYKバージョン
- デジタル用RGBバージョン
色の再現性
ブランドカラーは、様々なメディアでの正確な再現を保証するため、以下の色空間で定義されます。
- Pantone色番号(オフセット印刷用)
- CMYK値(一般印刷用)
- RGB値(デジタルディスプレイ用)
- HEX値(ウェブ開発用)
ガイドライン文書
包括的なブランドガイドラインには、ロゴの使用方法、禁止事項、カラーシステム、タイポグラフィ規定、レイアウト原則が明確に記載されます。誰でも適切にブランド要素を使用できるよう、実例とケーススタディを豊富に含めています。ガイドラインはPDF形式とオンライン版の両方で提供され、社内での共有と参照が容易です。
こんな方に最適です
新規事業立ち上げ
スタートアップ企業や新ブランドのローンチを控えている方。市場での強い第一印象を作り、競合と差別化されたポジションを確立したい場合に適しています。
ブランド刷新
既存企業のリブランディングを検討している方。ビジネスの成長や市場環境の変化に合わせて、ブランドイメージを現代化し、新しい顧客層にアピールしたい場合に有効です。
統一性の欠如
複数の部門や拠点で異なるデザインが使用されている企業。一貫性のあるビジュアルアイデンティティを確立し、ブランド価値を統合したい場合に役立ちます。
海外展開準備
国際市場への進出を計画している企業。文化的な配慮を含めながら、グローバルに通用するブランドアイデンティティを構築したい場合に最適です。
成果の測定とフォローアップ
プロジェクト完了後のサポート
ブランドアイデンティティシステムの導入は、制作完了がゴールではありません。実際の使用場面で生じる疑問や調整ニーズに対応するため、納品後3ヶ月間のフォローアップ期間を設けています。この期間中は、実装に関する相談や軽微な調整を追加費用なしで対応します。
効果測定の指標
- ブランド認知度調査の実施(導入6ヶ月後)
- 社内アンケートによる使いやすさ評価
- 制作物の一貫性チェック(四半期ごと)
- 顧客からのフィードバック収集
継続的な改善
- 年1回のガイドライン見直しセッション
- 新規応用例の開発支援
- 社内研修・ワークショップの提供
- トレンド変化に応じた微調整提案
長期パートナーシップ: 多くのクライアント様とは、アイデンティティシステム構築後も継続的な関係を築いています。新製品のローンチ、キャンペーン開発、サブブランド展開など、ブランドの成長に合わせた追加プロジェクトをサポートします。
その他のサービス
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